前田製管株式会社はプレキャストコンクリート製品の総合メーカーです。
営業から設計、製造、施工までの一貫した体制でお仕事をしています。
プレキャストコンクリート製品は皆さんが生活する地域に深く根付いています。車が通る道路やトンネル、作物を育てるための水が通る水路や人が生活する建物など様々な場面で当社の製品が使われています。
コンクリートは固く冷たい素材ですが、当社の社員は明るく温かい心で皆さんの生活を支えることを目的に仕事をしています。
-
営業
-
前田製管株式会社では、北海道・東北・関東・信越地区の15カ所に支社・支店を有しています。
支店においては、営業担当が担当地域のお施主、建設業者、設計事務所などのお客様を訪問し、お客様が求める製品に対して提案を行い販売しています。
営業担当はお客様に満足していただける製品をタイムリーに供給するために、お客様に寄り添って、工場・生産・技術・施工・運送などの関連部門と調整・協議を行うコンダクター(指揮者)の役割を担っています。
支社の開発営業部門においては、県外に本社のあるお施主、大手ゼネコン、設計事務所などのお客様に対して、担当支店と連携し、大型物件などに自社製品・工法の提案を行い採用していただくことや、現場打ち製品のプレキャスト製品化の提案、新製品・新工法の開発、既存製品・工法の改良を行います。
営業業務の神髄は、お客様からの信頼を勝ち取ることです。受注したとき、無事に納入完了した時の達成感はもちろん、過去にお取引させていただいたお客様より新規物件で真っ先にご相談をいただいたときの喜びは他部門ではなかなか味わえないと思います。
-
工場
-
前田製管株式会社は、関連会社を含めて東北・関東の16カ所にプレキャストコンクリート(工場生産のコンクリート二次製品)の製造工場を有しています。ブロックなどの10kg未満の小さな製品から、ボックスカルバートなど20tを超える大型の製品まで製造品目は業界有数です。
工場の製造設備、製品の置場の確保のため、1つの工場で広大な敷地面積を有しています。
建物や橋などの基礎を支えるパイル、雨水の排水や農業用水などを流すための側溝・ボックスカルバートなどの振動機製品、高層建築物に使用される柱・梁などの建築製品、ゲリラ豪雨時に地下に水を貯めたり、車を走らせたりするためのトンネルを支える円形形状をしたセグメントなど業界有数の多品種の製品を製造し、ライフラインの構築・保守・強化など、国土の強靭化、生活の安全・安心を確保する、住みやすい環境の整備に大きく貢献しています。
工場は、これらの製品を製造する人、品質を管理する人、生産技術を立案する人、生産計画を作成してその管理にあたる人、資材を調達管理する人達が、スキルとノウハウを共有し、お客様に満足していただける製品をタイムリーに供給できるように業務にあたっています。
また、労働人口の減少による工事現場での人手不足の問題から、従来は現場で製造していた構造物を、高品質で安定的に供給できる工場生産品へ変更するご相談にも対応しておりその数はとても多くなっています。
地域の皆様の安全・安心を守っているという誇りと責任を持って製造業務に従事しています。
-
技術開発
-
前田製管株式会社の本社、東北支社、関東支社で業務にあたっています。
技術開発では、主として以下の4つの業務を行っています。
設計部門では、物件ごとにお客様の要求する品質・機能に対して、最適なコンクリート製品の設計計算、設計図面・施工提案書などを作成して営業部門と連携してお客様に提案します。
開発部門においては、コンクリートを使った新製品の開発、工法の開発を行っています。
社会インフラ整備で使われる、安全で、耐久性があり、施工しやすく、経済的な製品・工法を提供することを目指し、常にお客様の対場に立って研究、開発を行っています。
土木部門には、道路、河川改修、農業水利、下水道などに使われるコンクリート製品、橋梁下部(橋台)の基礎杭があります。
建築部門には、マンション、オフィスビルなど中・高層建築物や工場や物流センターなど巨大建築物で使われる既製コンクリートパイルやコンクリート製品があります。これらの製品開発や工法開発を行っています。
自分が設計した製品・工法が採用になり、製造・施工され「形」となって未来に残る非常にやりがいのある業務です。
-
生産管理
-
前田製管株式会社の本社を拠点に、東北・関東の16ヵ所にあるプレキャストコンクリート(工場生産のコンクリート二次製品)の製造工場に対して生産の指示を始めとした各種管理活動を行っています。
生産管理の仕事は大きく4つの課に分かれて行われています。
1つは生産計画課です。生産計画課では、営業担当者からどの製品に需要があるかの情報を入手し、受注・生産・出荷・在庫の全社的な生産計画を立て、製造工場に生産の指図を行っています。
2つ目は調達積算課です。調達積算課では、コンクリート製品を作る資材の市場価格の調査及び資材在庫数の調査、製造資材の適正価格での購入や集中購買を行い、製品の販売価格を策定するために各種製品の原価の計算を行っています。
3つ目は型枠管理課です。型枠管理課では、プレキャストコンクリート製品を作るための鋼製型枠の管理を行っています。生産性向上・省力化・安全性を考慮した型枠を製造工場の工程に合った配置の指導・管理をする役目を担っています。
4つ目は設備管理課です。設備管理課では、製造工場にある製品をつくるための設備の維持管理・整備・日常点検の指導を行っています。また、生産性向上のための新しい設備の導入や、新たに工場を建設するための計画から管理までを行っています。
この4つの課で生産性向上・原価低減・収益確保を目指し、各工場のよりよい生産活動を支えています。
-
施工
-
前田製管株式会社の本社、東北支社、関東支社に主管部署があり、お客様に寄り添った対応をするために、土木施工管理技士など国家資格を取得した施工技術者が各支店に駐在しています。
前田製管株式会社では、工場で製造した側溝などの製品のみを納入する場合と、パイルやボックスカルバート(中に雨水・排水を流したり、車や人が通る設備)、雨水貯留槽(ゲリラ豪雨時に浸水被害が起きないように地下に一次的に雨水を貯めておく設備)、防火水槽(火災発生時の初期消火のために事前に地下に水を貯めておく設備)など、大型製品で専門技術を必要とする場合などには、お客様の依頼を受け製品の納入と施工を行います。
施工では、自社工場で製造した製品を「安全」、「品質」を最優先に、製品に求められている機能が最大限発揮できるよう設計書通りに正確に施工しています。
パイル施工においては、その設計段階で現場の確認を行い、地盤の固さや、土質(砂・石・土)、パイルが支える建物や構造物の重さなどの施工場所ごとの設計条件に応じて、前田製管株式会社が国土交通大臣などから認定された10種類以上の工法から、最も安全、確実で、かつ経済的な工法を提案し、採用されたのち施工します。
ボックスカルバートなどの製品の工事も1本あたり最大20tを超える製品を組み立てたり、製品同士をつないで施工します。いずれもミリ単位の精度が求められる工事で、お客様と日々報告・協議を行いながら工事を進めて行きます。
大型物件においては、その工事期間が数か月におよぶ場合もあり、工事完了時における大きな達成感と喜びは何事にも変えられないものがあります。
-
品質・安全管理
-
品質・安全管理では製品および工事に関する品質管理と安全管理に関する業務を行っています。
品質面では主に、工場で作る製品の品質向上のために監査を行うとともに、工場の技術レベルアップを図るための人材育成や技術情報の提供を行っております。また、その技術や知識を次世代につなぐための社内規格・標準化の立案と推進に努めています。
他にも各種製品の公的評価の認定・認証の取得および維持管理業務を行っています。
安全面では、現場の安全パトロールの企画・実行や工場・施工における社内の安全意識向上を図るための危険予知訓練やヒヤリハットによる教育指導を行い労働災害発生防止に努めています。
-
建築
-
前田製管株式会社の関東支社に主管部署があり業務にあたっています。
近年、マンションやオフィスビルなどの高層建築物、物流倉庫、工場などの大型建築物は、現場で作業を行う鉄筋工や型枠工などの熟練工が不足する厳しい環境の中、お施主様より高い品質、ミリ単位の高い精度、かつ短い工期で完成させることが求められています。
建築部門では、そのニーズに対応するために、お施主、それらの建築物を設計する設計事務所、それを受注する大手ゼネコン等のお客様に、従来は、現場で型枠をセットし、鉄筋を組み立てコンクリート投入して製造していた柱・梁などの建築部材を、工場で製造(プレキャスト化)し、現場へ納入、現場でそれを組み立てていただく提案営業を行っています。
営業担当と設計担当が連携してお客様と協議を重ね、お客様のニーズに適合した建築部材の設計を行い、製造から納入までに関わる業務を行っています。
その業務内容は、プレキャスト化の依頼をいただくための営業、柱・梁など一品一品ごとに設計計算・図面作成、建築部材を製造するための資材の拾いだしと製造しやすく安全な型枠の設計と発注、製造工場と連携して現場の施工工程に合わせた製造工程表の作成・管理、製造指導および自主検査、製品の納入管理・指示など多岐に渡っています。共有・分担・連携して業務にあたっています。 受注から製造、納入完了までに2年以上を要する超大型物件もあります。
歴史に残る建築物にも携わることができ、大きな達成感を得られる部門です。
-
経営企画
-
前田製管株式会社の本社と関東支社に主管場所があります。
会社の目的は、「人・もの・お金」という経営資源をいかに効率的に運用し、利潤を上げ社員に還元しながら、社会の発展に貢献することにあります。
それを達成するための経営方針に従い、短期(1年)・中期(3年)経営計画を策定し、全社員に周知していただき、その実行推進・管理を行う部門です。
また、経営方針は各部門が連携して初めて達成されます。会議等の事務局など、部門間の連携にすきま風が吹かないように調整をはかることも大変重要な業務です。
契約業務、リスク対応など法務関係の業務も行っています。
「働きかた改革」に対応し、「ムリ・ムダ・ムラ」を排除して全部門の業務の効率化をはかり、社員の負担を軽減して社員が充実した生活を送れる環境を整備すべく業務にあたっています。
「私がやらねば誰がやる」出しゃばる図々しさが必要な部門です。
-
経理・財務
-
経理と聞くと地味で固いイメージがあるかもしれませんが、実はそうではありません。企業活動を表す代表的な要素である人・もの・金のうち、主にお金という視点から経営資源を前田グループ全体に上手く循環させる重要な任務を担っています。
財務だけではなく税務、法務等想像力を発揮する部署です。
具体的には次の業務を行っています。
・中核企業である前田製管(株)のみならず前田ホールディングス(株)を軸としたグループ会社全体の経営指導と売上、仕入等資金の管理
・関東、東北を中心に13支店、16工場の運営支援
・最新の財務戦略による様々な資金の調達と効率的な運用
・保有資産の付加価値運用
-
総務・人事
-
総務・人事では、社員が働く上でより良い環境を作るための支えとして、企業の中の経営資源における「ヒトと物という資源」に関わる仕事全般を行っています。
総務(庶務)担当は「会社の表玄関」とも言える部署です。
代表電話への社外からのお問い合わせ対応(転送等)、社内設備や備品・車両・社宅の管理、会社として関わる冠婚葬祭の手配、毎日会社に届くたくさんの郵便物や宅配荷物全般の取りまとめ等、業務は多岐に渡り突発的な時間を選ばない仕事が多いですが、常に細やかな心配りと軽快なフットワークで取り組んでいます。
人事担当は社員の入社から退職までに関わる部署です。
社内システムプログラムに基づく給与計算、健康保険・厚生年金保険や労働保険等の社会保険関係、所得税や住民税など税金に関わる手続きをおこなっています。
また、会社に必要な人材の採用活動や企業運営をよりスムーズにするための社員の配置(異動)、社員のスキルアップを図るため定期的な研修会の企画と運営等もおこなっています。
企業年金担当は当社の退職金制度である「前田製管グループ確定拠出年金」を扱う部署です。確定拠出年金とは、毎月の会社からの掛金を基に、加入者(60歳未満の正社員)みずからが資産運用をおこなうことで老齢給付金を受け取るもので、加入者の60歳以降の暮らしを支える大切な制度です。
-
システム
-
システムでは会社の業務に関する様々なシステムの開発や管理業務を行っています。
当社で開発した独自のシステムを使用し業務の効率化を助けています。
また、そのシステムで会社の業績が分かる資料(決算関係書類)を作成し、日々の原価の管理や売上の管理も一括で行えるようになっています。
他にもシステムでは当社グループで使用されている500台あまりのパソコンの配置や更新、故障対応も行っています。
RECRUIT2025令和6年度学校卒業者募集要項
新型コロナウイルス対策で、
WEBセミナーおよび少人数の会社説明会を開催いたします。
詳しくはマイナビバナーもしくはリクナビバナーからお進みください。
- 応募資格
- 各種学校(大学院/大学/短大/高専)を令和7年3月卒業見込の者
- 職種(総合職)
- 営業、技術、施工管理、生産管理、品質管理、経営企画、経理・財務、総務・人事
- 採用学科
- 文理問わず
理系学部(工学部、理学部など)、文系学部(法学部、経済学部、経営学部など) - 採用人数
- 8名程度を予定
- 初任給
- 大学院卒:228,000円
大卒:220,000円
高専卒:220,000円(専攻科卒)/208,000円(本科卒)
短大卒:208,000円
- 諸手当
- 勤務地手当、通勤手当、資格手当、現場手当、家族手当など
- 勤務地
- 支店・工場:関東以北の各都道県
本社:山形県酒田市
- 勤務時間
- 本社・支店:8:00~17:20(休憩1時間含む)
支社・一部の支店:8:30~17:50(休憩1時間含む)
工場:8:00~17:20(休憩1時間含む)
- 休日・休暇
- 原則として週休2日制(ただし、当社就業カレンダーによる)
その他、祝日、年末年始休暇、夏期休暇の休日あり
- 福利厚生
- 各種社会保険、確定拠出年金、定期健康診断、厚生資金貸与制度、失効年休積立制度、社宅(社有・借上げ問わず社宅として会社が貸与します。)
- 応募方法
-
マイナビまたは
リクナビを通してエントリーまたは直接送付 - 提出書類
- 履歴書(写真貼付)、成績証明書、卒業見込証明書
- 選考方法
- 筆記(一般常識)試験、性格験査、計算問題、面接
- 連絡先
- ご質問等ございましたら、下記担当までご連絡ください。
前田ホールディングス株式会社
総務・人事グループ(人事担当)大場 まで
〒998-8611 山形県酒田市上本町6番7号
TEL.0234-23-5111/Email:ma-oba@maeta.co.jp